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スケジュール
二中はH.I.Sを通して予約した葉巻工場とビニャーレス渓谷のオプショナルツアーに参加し、夜は日本から予約したトロピカーナへ。
トロピカーナについては後日また記事にします。
キューバ旅行2日目のコピー
2017/11/24(金)~ビニャーレス渓谷と葉巻工場~
開始
時刻終了
時刻内容 備考
7:00 朝食 イングラテーラ
7:30 8:30 OPツアーピックアップ ビニャーレス渓谷と葉巻工場(OP)/昼食付き
10:30 ピナール・デル・リオ葉巻工場見学
12:00 ビニャーレス到着、展望台
12:30 13:00 ローカルレストランにて昼食 「Finca Agroecologica」
ビニャーレス観光(インディヘナの洞窟、壁画)
17:00 ホテル到着、解散
16:00 21:00 シャワーと休憩 トロピカーナ鑑賞時に夕食
21:00 0:30 トロピカーナ 自力でタクシーを拾う。復路も手配
ハバナ泊:CASA
食堂で一夜明かして
イングラテーラで朝食を
2日目のメインイベントはビニャーレス渓谷のオプショナルツアーである。
昨夜助けてくれた日本人宿泊者によるとオーナーは毎朝10時頃に来るそう。
朝8時にCASA前集合なので、6時半にはオーナーと日本人宿泊者に置き手紙を残して朝食へ向かうことにした。
スーツケースは朝食後にCASAの食堂がどうなっているか分からないので朝食先ホテルまで持ち運んだ。
出発前にFacebookのキューバオフ会で出会った男性から、今回宿泊していたCASAと同時に、
オススメの朝食場所ホテル「イングラテーラ 」を教えていただいた。
その男性はCASAのオーナーから朝食場所を聞いたとのこと。
イングラテーラ
は高級ホテルであるが、宿泊していなくても朝食利用が可能である。
7時オープンでバイキング形式となり、8CUC後払い方式だ。
オフ会(2017年)では6CUCと聞いていたので、キューバの値上がりは激しいことを実感した。
現在はもっと値上がりしているかもしれない。
もしキューバが値上がりしまくっていることを知らなかったら、ボッタクリを疑っていたかもしれない。
CASAからイングラテーラ までは徒歩5分ちょい。
街の中が明るく初めてハバナの街並みを見渡せた。
たくさんの中高生が通勤しており、車は古いタクシーだけではなく古いバスや自転車タクシーもお目にかかれた。
スーツケースがなければ、新鮮な気持ちでいる間に写真をたくさん撮りたかった。
同行者がそんなに写真を撮るタイプでないこともあり断念。残念。
ホテルの正面は真ん中がセントラル広場を中心に交差点となっており、真ん前は観光タクシーがたくさん並んでいる。
ホテル宿泊なら「インテラグーラ」はかなり便利な立地だと思う。
早めに到着したのでお手洗いへ。
キューバの葉巻タバコ銘柄「コイーバ(COHIBA)」の広告がお手洗いに向かう廊下にあった。
すぐには有名葉巻の広告か気付かないようなデザインで、カッコいい!
事前に葉巻の銘柄を予習しておいて良かった。
朝食はきっかり7時オープン。
レストランの一角にあるピアノで男性がゆったりした曲を弾いていた。
ピアノの上にチップ置くお皿があったので、余裕が出てくる滞在数日目なら払っていただろう。
朝食会場は天井が高く開放的な雰囲気で、数匹のハエが飛び交っている。
またキューバにいる実感が湧く。
ちなみにはほぼどのレストランにもハエが数匹はいたので、このホテルが特別不潔ではない。
肝心なお味は美味しくなかった。
パンはパサパサでおかずもチーズもイマイチ、まともなのは卵料理ぐらい。
朝食はCASAのほうが美味しくて安い。
卵料理も好みの調理方法で提供してくれるし、何より出来たてだ。
疲労なのか食欲もそんなになかったこともあり、ほとんど食べずにお会計。
「イングラテーラ 」の朝食や宿泊に興味のある方は、下記のブログにイングラテーラの詳しい記事が参考になる。
ちょっと待った!【ホテル イングラテラ ハバナ】予約前に宿泊記を読もう
オプショナルツアーに参加
オプショナルツアーのガイドさんと会う
再びCASAへ戻り、H.I.Sオプショナルツアーの送迎車を玄関前で待つ。
すると、聞いていた到着時間よりも早い8時前にCASA(食堂)のオーナーが来た。オーナーは日本人で明るい女性だ。
事情を話すと悪気がないと思ったのか謝罪がない。
筆者のメールの行き違いの可能性もあるので、何も言わないことにした。
これから海外でCASAや民泊を予約する方は、出発前にも予約の確認を取るべきだ。と学んだ。
予約した(ハズの)CASAはすでに前夜の男性が宿泊しているので、知り合いのCASAを紹介してもらうことになった。
2ヶ所のCASAを掲示された。
オビスポ通りからどちらもほぼ同じ距離の徒歩15分。
違いはエレベーターがあるかどうかなので、迷わずエレベーター付きのCASAを選ぶ。
ツアー後にCASAまで案内してくれるとのこと。
H.I.Sオプショナルツアーの現地ガイドからCASAに「遅れる」と連絡が入る。
待機中に日本人オーナーからオプショナルツアーについての情報を色々もらう。
ガイドさんとは知り合いだそうだ。
そうこうしているうちに、H.I.Sの現地ガイドさんが到着した。
参加者は筆者と同行者の2人のみ。気楽!
私より少し年下の男性だ。
カバンのバッジと入れ墨に日本の何かのキャラクターが描かれているから相当のアニメ好きである。
後々詳しくガイドさんから話を聞いたら、キューバでも日本のアニメは人気があるそうだ。
実際、その日の夜に食堂にいたキューバ人の女性2人も日本のアニメが好きで、Youtubeで良く視聴しているとのこと。
キューバの遅いネット事情や限られたネット接続ポイントを思うと正直驚いた。
2人はセーラームーンやカードキャプターさくらが特に好きだそうだ。
後日、1人はFacebookでセーラームーンのコスプレ写真を掲載していた。
キューバにも広まっていた、クールジャパン!
ビニャーレスへ向かう
ビニャーレス渓谷に向けて車で2時間半の移動。
ひたすら真っ直ぐな道でほぼほぼ曲がらない。
キューバの地図を眺めると、東西に伸びており山がほとんどないからだろうか。
道路は真っ直ぐだが、ハンドルはしょちゅう切っていた。
アスファルト道路ではあるものの、改修されていないのか道がボコボコだった。
古いクラシックカーほど器用に小石を避けている。
きっと車に衝撃を与えると故障の原因になるのだろう。
道路にはヒッチハイクしている人がチラホラいた。
人種が多数で服装を見ても、現地のキューバ人なのか観光客なのか見分けがつかない。
次回キューバへ行くことがあったら、こんな旅も面白そうだ。
自転車で移動をしている白人観光客も多かった。
自転車が泥まみれになっていて大変そうだったが、滞在期間が長いと自転車で回るぐらいマッタリした旅ができるのは羨ましい。
10日間でも駆け足だったから、相当滞在期間が長いのだろう。
いったん休憩に入る。
キューバで初めての公衆トイレだ。
トイレの前にいる人に紙をもらわなければチップは払わなくてもOKらしいが、場所によるみたい。ここのトイレは大丈夫だった。
有料なのにトイレがすごく汚い。
便器がびしょ濡れ。バケツの水を便座ごと掛けて清掃しているようだ。
でもトイレが汚いのはキューバだけじゃなくて、ヨーロッパ全体が似た感じなので仕方ない。
フランスやイタリアは便器がないこともある。
日本から持参したトイレットペーパーや除菌ウェットティッシュを使って便器を拭いた。
・・・現地の人は支給されたトイレットペーパーだけでどうやって用を足しているんだろう?
休憩所には売店もいくつかあった。
欲しい物リストの一つであったハチミツを発見。
まだ2日目なので買わずにいたが、キューバでは欲しいお土産物は即買い必須だ。
商品に2度以上出会うチャンスは意外と少ない。
葉巻工場・展望台
ビニャーレスに向かう途中の街でキューバ名産の葉巻工場へ。
作業着のようなものがなく私服で、従業員の男女比に偏りがない.。
私語やおしゃべりなど自由でのんびりな雰囲気だけど、サボらずちゃんと作業もしている。
アジアの工場のような一心不乱のイメージとは対照的だ。
事前にブログで予習していたお試し葉巻はなかった。
後で代金を取られると聞いていたが、非喫煙者の筆者は少し体験してみたかったので残念である。
お土産として売られている葉巻は品質が高くブランド物なので結構値段が高い。
ガイドさん曰く「街中で売ってるような葉巻は粗悪な製品も多い」とのこと。
筆者の周囲にタバコを吸う人がいないので葉巻は買わなかった。
次はビニャーレス渓谷を見渡せる展望台。
ハバナと違ってガソリンの臭いがなく空気が良い。
この景色からキューバのどこでいつ、タバコの葉っぱやサトウキビが収穫できるか、ガイドさんが教えてくれた。
赤い服を着た女性グループが歌っていた。
いかにもキューバらしい軽快な音楽だった。
CDが売っていたので一瞬悩んだが、あちこちでこういう音楽に出会えると思い2日目なのでやはり買わなかった。
が、後で同じような音楽には出会えなかった。
やはりキューバでは気になったら即買いなのだ。
他国では経験ないお土産を買わなかった後悔の多さ。笑
ランチタイム
ランチ。
お店の名前は「フィンカ・アグロエコロヒカ(Finca Agroecologica)」。
事前にH.I.Sでお店の名前を問い合わせたら、現地の会社を通して教えてもらえた。
リサーチしたらビニャーレスではトリップアドバイザー4位だった。
ツアーで食事するレストランはたいてい美味しくないけど、このお店は期待できそう。
レストランは小高い丘にあるようで、このオプショナルツアーで一番の景色だった。
豚肉、鶏肉、アヒアコ、バナナのフライ、豚の皮などかなりの品数が出てきた。
食べたいと思っていた料理と食材が2日目で大半を消化できた。
特に美味しかったのはアヒアコだ。
移動の疲れを癒やしてくれる優しい味だ。
アヒアコとは野菜を煮込んだスープで、キューバの歴史の中で多様な文化が集まった料理だそうだ。
ガイドさんも運転手さんも同じ席で、大皿を回しながら食べたことも良い思い出に。
食後は現地伝統の木製のコップでコーヒー(エスプレッソ)が出た。
食後、駐車場から車を出した途端にパンクした。
人生初のパンクを経験し、パンクする瞬間もパンクした後も「パンク」に気付かないことに驚いた。
運転手さん自身もちょっと走って気付いた。
替えのタイヤはボンネットに常備しているようだ。
運転手さんと近くにいた現地の人が協力して、タイヤを慣れた手つきで交換する。
インディヘナの洞窟・壁画
新しいタイヤでインディヘナの洞窟へ。
受付で番号が呼ばれるまで暇だったので、手元にある番号札をスペイン語の数字を読み上げたらガイドさんが反応してくれた。
スペイン語を勉強してきて本当に良かった。
洞窟内は結構混んでいた。
鍾乳洞は福島・山梨・鎌倉で入ったことがある。
日本の鍾乳洞のほうが遥かに立派である。
キューバの洞窟にちょっとガッカリしていると、洞窟内にボードが現れた。
洞窟内のボードに乗った経験がないのでちょっとワクワクする。
いざ乗車してみるとすごいワクワクしてきた。
単によく揺れるだけでそんなに怖くもないのに、ワクワクする不思議なボードだった。
すごい仕掛けがあるわけでもないのに、ディズニーのスプラッシュマウンテンに乗ってるみたい。
ボードが洞窟のメインだったのね。
最後の見学地は有名なカラフル壁画。
洞窟と違って空いている。
本当に大昔からこんなにカラフルな絵を書いたの?と疑問が湧く。
見所は写真に収まっているこの壁画範囲のみなので、そんなに間もなく帰路につく。
帰路へ
ハバナへ戻る途中、小さな町でドライバーが休む時間(30分ぐらい)があった。
ちゃんとドライバーさんの労働環境が守られている。
休憩中は暇なので街の様子を眺めていたら、古そうなバイクのエンジンがなかなか掛けられない男性を見つける。
でもその男性も近くで待っていた女性もイライラせず、淡々と何度もエンジンを掛け直していたのが印象的だ。
海外旅行って景色だけでなく、人の様子を観察するだけでも楽しめるのが魅力よね。
といっても、キューバに到着してからずっと寝ていない筆者は移動中はずっと爆睡した。
今朝オーナーから紹介してもらったCASAがある建物まで送ってもらった。
スーツケースもあったのでありがたかった。
2日目もまだ長い。
夜はトロピカーナに行きます。
続く