キューバ旅行⑧~準備編 / お金(両替)~

両替

キューバの通貨

キューバには人民用と観光用の2つの通貨ある。
観光用がCUC(兌換ペソ。クックと呼ぶ)、人民用がCUP(ペソ)だ。

CUCもCUPもキューバ人・外国人問わず使えるが、人民用で購入できる商品はとても安い。
CUPで購入できる品物は安い。例えばアイス0.5CUP(約2円)。
月収3000円程度でも楽しめる価格設定になっているようだ。
CUC払いだと2CUCで212円(それでも安い)、タクシーもCUC払いのみ。旅行はCUCのみで十分だ。

細かいお金をたくさん用意。トイレの入り口に人がいたら、ペーパー代として20¢~25¢を置くのが一般的。
両替やおつりで出てくる細かいお金はトイレの入り口に人がいたら、ペーパー代として20¢~25¢を置く。
(場所によっては自分でペーパーの用意があれば払わなくても大丈夫)

各外国通貨とのレートについて

CUCと円のレートはドルと円のレートと同じである。
例えば1ドル=106円であれば、そのまま1CUC=106円となる。
1ドル=1CUC=106円だ。

人民用のレートは1CUP=約5円、1CUC=24~25CUP。

円とCUCのレートはドルベースになっているが、両替にアメリカンドルは全く必要ない。
ドルの両替には手数料10%が上乗せされるからだ。

ドル以外の手数料はどこの国の通貨でも違いがない。
もし家に余ったユーロがあれば持っていくぐらいで良い。
両替所で日本円が両替対象ではないときのお守りになる。

クレジットカード払いはできない

キューバは現金社会である。クレジットカードはほぼ使用不可。
ホテルではアメリカのクレジットカード以外なら使えるが、手数料5%が上乗せされる。

キューバでは「現金払い」一択である。

 

 

現金の用意は十分に!

両替にしろ海外キャッシングにしろ、キューバ旅行には使用予定金額+αの現金を持って行ったほうが良い。
在キューバ日本大使館のHPにも現金について注意喚起がある。
現金の用意が少なく、飲食代にも困る事例があるようだ。
詳細:在キューバ日本大使館HP

8泊9日の筆者は現金10万円を持参し、7万円を両替して少し余った。
交通費・お土産代、現地払いの宿かどうかにもよるが、個人旅行9日間であれば最低5万円以上は一気に両替しても良いと思う。
街の両替所(CADECA)は1時間並ぶし、海外キャッシングであれば回数分だけ手数料がかかる。

両替方法は2パターン想定

事前のリサーチ

両替は空港で現金に両替すれば良いと考えていた。
海外旅行保険のクレジットカード付帯を調べていると、「海外キャッシング」という方法で現金に両替できることが分かった。

キューバでクレジットカード払いは出来ないが、海外旅行保険としても海外キャッシングとしても使い道はあるのだ。

クレジットカードを使ってお得に安全に現地のお金が手元に入るので、キューバでぜひ実践したかった。
クレジットカードのトラブルも考慮し、両替方法を「両替所」と「海外キャッシング」の2パターンを準備(下調べ)した。

キューバでは両替所のことをCADECA (Casa de Cambio、カデカ)と呼ぶ。

実際

空港のATMは到着ロビーではなく出発ロビーにあること、ATMがメンテナンス中、操作が思うようにできない…など、様々なトラブルによってATMでの海外キャッシングが出来ない場合を想定した。
かつ空港のCADECAは1時間以上並ぶと聞いていたので、空港での両替は次のような作戦を取った。

① 同行者FさんにCADECAを並んでもらい、筆者がATMで両替
② 筆者が両替後にCADECAの列を筆者と交代し、FさんがATMで両替

それぞれ海外キャッシングは始めてなので、一人で操作ができるように事前に作成した「しおり」にも操作手順を載せた。
実際はどうだったか・・・

ハバナの空港に到着ロビーに出ると、到着客との待ち合わせや客引きでとても混雑していた。
すぐには出発ロビーが見つからなさそうだった(到着ロビーとATMはフロアが違う)

事前に想像はしていたが、自宅を出て20時間以上経っていて2人とも疲れていた。
ATMを探すのがすぐに面倒になり、結局いつもの旅行と同じように両替所(CADECA)に並んで両替。
旅行中もCUCが不足することはなかったが、海外キャッシングを経験したくて1,000円分を試した。

今後の旅行で海外キャッシングに挑戦したいし、手持ちのお金が不足したときのために良い経験になった。

キューバや他の国へ行く方のためにそれぞれの(キューバでの)「両替方法」と「海外キャッシングのメリット」について紹介する。

両替所(CADECA)

CADECAはすべて国営である。
よって、各CADECAで大きな手数料の違いはない。
ただし、どのような両替方法であっても旅行中に使うと分かっている分は空港ですべて引き出そう。
両替した回数分だけ手数料がかかり、毎回並ぶ可能性が高いからだ

ハバナ空港の両替所

空港の両替手数料は4%(100CUC両替で手数料4CUC)で、街のCADECAよりほんの少し高いが、やはりまとめて両替する理由は3つある。

空港でまとめて両替した方が良い理由

・街の両替所は必ずしも円の取扱いがあるとは限らない。
・街のCADECAは1時間以上並ぶかもしれない。
・土日や時間帯によっては街の両替所が開いてない。飲食代にすら困る可能性もある。

両替場所・方法

空港の外を出て左右の壁側に両替が2ヶ所、窓口もそれぞれ2~3つ設置されている。
壁に向かって列があれば両替所だと思って向かって良いだろう。
筆者が深夜に到着したときは左右とも営業しており、両替した窓口では2つ開いていた。

日にちや時間帯によっては(気まぐれかも)1ヶ所しか開いてないこともあるようだ。
もし日本人添乗員や日本語ガイドのいるツアー団体がいる場合はすぐ前に並ぶと良いだろう。
「窓口が増える」といった情報を真っ先に得られるかもしれない。
団体ツアーの一員ではないので、真っ先にその窓口へダッシュすることも可能だ。
筆者は両替までに30分程度並んだ。1時間並ぶと事前に聞いてたので、スムーズな方だったと思う。

両替の列は「外」なので、真夏や昼間は暑いかも…。
両替所の入り口には警察?警備?のような方が列を整えていて、治安の面でもすごく安心!

両替時にはパスポートを掲示する必要がある。入り口の警備の方にもパスポートの用意をする指導を受けます。笑
チップのために細かい小銭が欲しくて、

「Small bills, please」

とお願いして断られた。
両替時に端金による多少の細かい小銭はあったので、すぐに困るということはない
(到着して荷物を運んでくれたホテルマンに渡すチップ程度はある)
両替後はレシートとともに確認しよう。
両替所内の窓口隣にほんのちょっとしたスペースがあり、安心して確認できる。

街の両替所

街のCADECAには大手ホテル、両替屋、銀行、ATMの4種類ある。
どこの両替所もユーロやポンドはあるが、一部のホテルや銀行では円を取り扱っていないらしい。

ハバナの旧市街だと、オビスポ通りや大手ホテルにある。
円さえ取り扱っていれば、大手ホテルのほうが並んでいなくてオススメだ。宿泊してなくてもOK
CADECAではCUP⇔CUC間の両替も可能だ。

海外キャッシング

海外キャッシングのメリット

  • あまり並ばない
  • 騙されない
  • 少額ずつおろせる
  • 帰国後すぐに一括返済すれば円現金両替より有利になる可能性が高い
  • VISA、MASTERCARDが利用可能
  • 日曜&夕方も利用可能
  • 円を取り扱っている
  • キューバでもATMは安全
  • 観光に便利なオビスポ通りのCADECAにもATMあり

海外キャッシングの方法

出発前

  1. 「出発前日までに」どの通貨でどのぐらいの金額を持っていくかを決めて、手元に現金を用意しよう
  2. クレジットカードの引き落とし日を知っておこう
  3. クレジットカードのパスワードを確認しよう
  4. 出発前日までに全額一括返済方法をクレジットカード会社のHPで確認しよう

出発前の準備で挙げた4つをそれぞれ説明する。

1.「出発前日までに」どの通貨でどのぐらいの金額を持っていくかを決めて、手元に現金を用意しよう

出発日にATMや銀行で現金をおろしにいくことはやめたほうが良い。
旅行中は出発の朝からパスポートや時刻など気にすることが多く、何かとトラブルも多いからだ。
寝坊してATMに寄る暇がないかもしれないし、自宅にユーロがたくさん眠っているかもしれないし、その場で決めた持っていく金額を見誤るかもしれない。

2.クレジットカードの引き落とし日を知っておこう

引き落とし日が旅行中に重なる場合は、利息のつく日が増えてしまうので現地からネットで返したほうが良い。
タイミングによっては金利を最大2ヶ月分を払うハメになる。
逆に現地でネットがつながらない、引き落とし日が重ならない場合、旅行中は返済の仕組みを理解しているので気にせずせっかくの旅行を楽しんだ方が良い。

3.クレジットカードのパスワードを確認しよう

以前、パリの駅で友人が切符をクレジットカード払い(のみ?)で買おうとした。
ところがその友人はめったに使わないクレジットカードを使わないため。パスワードが分からず購入できず。(筆者が立て替えた)
普段クレジットカードを使わない人は要注意だ。

4.出発前日までに全額一括返済方法をクレジットカード会社のHPで確認しよう

どこのHPからどのメニューからどの方法で全額一括返済方法に切り替えるのか、初めてだと戸惑うものだ。
キューバのネット環境は遅く、ネット利用時間も限られている。
現地で全額一括返済の切り替え作業をサクサクできるように、ブックマークしておけば5分で終わるだろう。

現地

ATMの手数料は3%。
レートはカードの利用日ではない。カード会社によって異なる。
ATMは銀行の外壁に設置されている。

☆海外キャッシングの手順

  1. クレジットカードを入れる
  2. 「スペイン語」か「英語」を選択
  3. 「WITHDROW(引き出し)」のボタンを押す
  4. パスワードを入力
  5. 金額を入力
  6. 出てきた現金とカードを受け取る

※ 操作に悩んだら「キャンセル」「CLEAR」を押そう。しばらくするとカードが吸い込まれるかも・・・!?

帰国後にやること

「リボ払い返済を解除し、全額一括払いに変更すること」

海外キャッシングは自動的にリポ払い返済になる場合がある。
返済は空港のATMで銀行振込、もしくはネット返済になる。
ネット返済はなく、電話受付のクレジットカード会社もある。

旅行中、もしくは帰国日に返済しよう。
金利も実質年率18.0%(エポスの場合)と高く、利息は日割計算である。
1日でも早くリボ払いを解除して次の引き落とし日に全額一括返済にするのだ。
返済日まで利息がつくので引き落とし日までに返済すればよいが、その引き落とし日を覚えるよりもすぐに変更手続きしたほうがラクだろう。

もし滞在先の現地でネットがつながり、時間や身体に余裕があれば、現地で返済した方が良い。
「出発前」で前述したとおり、旅行中に引き落とし日になることもあればなおさらだ。
帰国日に返済する場合は、空港で荷物を待っているとき、空港から自宅に向かう途中に済ませよう。
家に到着前にやってしまえば忘れることはない。

返済方法は、銀行振込返済、ATM返済、ネット返済と様々だ。
カード会社によって返済方法の種類が異なる。
ネット返済がないクレジットカード会社もあるようだ。
ATMや銀行振込返済は帰国した空港で済ませてしまおう。筆者はネット返済で行った。

☆ネットでの返済方法

  1. クレジットカード会社のHPからマイページにログイン
  2. リボ払いであるキャッシングの残金を次の引き落とし日に全額返済へ切り替える

オススメはEPOSカード

オススメはエポスカードである。
筆者は海外キャッシングにEPOSカードを利用した。
元々マルイで買い物する機会があってEPOSカードは持っていたので、海外オススメのクレジットカードにエポスカードがあるのは嬉しかった。

なぜEPOSカードが海外キャッシングにオススメなのか?理由は4つある。

① 海外ATM手数料1回216円(税込)、両替手数料は無料である。

クレジットカード会社によっては両替手数料がかかる。
両替手数料は両替の金額によって変動するが、海外手数料はほぼ固定である。
EPOSカードの場合、1万円以下は108円、1万円超は216円という2種類の手数料。
例えば5万円を両替すると、海外ATM手数料は216円、両替手数料(3%)は約1,500円が無料になる。
逆にどうしても帰国前にお金が足りず少額の8千円以下で両替(両替両替手数料は210円)するなら、CADECAでの両替がお得になる。

ネット返済(ペイジー)に対応している
ネット返済ができる=旅行中の現地からでも返済できる、ということになり、旅行中に引き落とし日が来る前に現地から返済できる。
返済手順を簡単に記載する。

☆エポスカードの場合:ネット(ペイジー)での返済方法

1. EposNetからマイページにログイン

 

2. ページの下を少しスクロールして「月々のお支払」を選択

3. 画面の指示に従って返済

海外旅行保険が自動付帯
海外キャッシングだけならば、EPOSカード以外にも「セディナ」など良いカードがある。
海外旅行保険の面によるメリットが大きい。
・緊急デスクが24時間日本語で世界38都市のサポートデスク
・自動付帯でありながら年会費無料
・疾病治療費用270万円、傷害治療費用200万円、救援者費用100万円
海外キャッシングで有利なセディナは、年会費1,000円以上で利用付帯の海外旅行保険で、年会費無料だと海外旅行保険自体がない(国内旅行保険のみ)

海外旅行保険の詳細:キューバ旅行⑦~準備編 / 海外旅行損害保険~

④ 年会費永久無料
年会費無料で、海外旅行保険と海外キャッシングでこの内容は手厚い。
現金主義、もしくは他にお気に入りのクレジットカードがあっても、年会費無料で海外旅行保険自動付帯なのでお財布の懐も容量も気にしなくて良い。
普段も旅行中も家の引き出しにしまい、財布がパンパンにならない持っていて損はない一枚だ。

EPOSカードを所持している30代女性が多い
マルイは全国各地にあり、客層は20代~30代女性だ。
ネット販売もあり、ポイントが貯まれば割引される。
このブログのタイトルに該当している方なら、元々持っている可能性が高い or 新たに申し込んでも使う機会はあるのがオススメに挙げた理由のひとつである。

キューバではクレジットカード払いはほぼ使えないが、海外に行く機会が多いのであればわざわざカードを作っても損はない一枚だ。
下の赤いデザインも充分かわいいが、101種類のデザインから好きなデザインを選べる。

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おまけ

消費税

キューバに消費税はないが、「出国税」がある。
航空券に出国税(25CUC)が含まれているので、旅行中に払うことはない。
キューバの空港から出発するときに出国税を取られるという情報は古い。

チップ

ホテルではサービスを受けた際に1CUC(約105円)、レストランでは料金の10%(~15%)くらい、外国人向けレストランではサービスを受けた場合に1CUC(約105円)、タクシーでチップを求められた場合は同様に1CUC(約105円)。
レストランや外で音楽を楽しんだら、1CUC〜3CUC程度のチップを。リクエストにも応えてくれる

筆者はCASA、タクシー、オプショナルツアーで払うことも求められることもなかった。(実は払ったほうがスマートだった場面はあるかも)
チップを払ったのは2回で、想像していたほどチップに悩むことはなかった。
最初は外での音楽、2回目はバラデロのホテルでスーツケースを部屋に運んでもらったときだ。

 

 

次回の記事は「ツーリストカード」です。