キューバ旅行⑬~準備編 /スペイン語レッスンに通う~

キューバ旅行のスペイン語3記事の第2弾。
第1弾はこちらのリンク↓↓
キューバ旅行⑪ ~準備編 /まずは スペイン語をNHKで学ぶ~


アウトプットの場を探す

煮詰まりの原因

NHKの独学を始めたが、3ヶ月で煮詰まった。
煮詰まりの原因はインプットのみだと自分なりに分析した。
暗記だけでは飽きてしまい自分なりに例文を作るが、自分が勉強している内容が本当に正しいか分からない。
アウトプットする場が欲しかった。

アウトプットの場として、新たな勉強方法を探るべくSkype、スマホアプリ、語学スクールに通うことの3つを検討した。

Skype?

会社で仕事上必要な英会話を勉強している人からSkypeはレッスン費用が安く、手軽であると聞いていた。
実際に定時前後にやっている人もいて、月合計4時間で6,000円以下である。
ビズメイツ産経オンライン英会話があるそうだ。




無料レッスンもあり、自宅で受講できるが、筆者はヘッドフォンをやマイクを通すのが面倒で選択肢から外した。

スマホの語学学習アプリ?

車内で中高生がスマホで英語の勉強をしているのを見掛けてスマホアプリでの勉強をも考えた。
無料アプリもあるだろうし、発音も聞けるからちょうどいい!と、Google Playで検索し6つのスペイン語学習アプリを試してみた。
どのアプリか記憶になくアプリ名は挙げられないが、スマホのスペイン語学習アプリについて以下のことが分かってきた。

  • 日本で作られたスペイン語学習アプリは少ない→英語が分からないorたまに日本語訳が微妙。
  • ほとんどが有料。ただし大抵のアプリは購入前に試せる。
  • 間違えた問題を何度も出題される。単語が頭に叩き込めるように工夫されている。
  • 発音を録音し、プロの発音と自分の発音を比較して確認できるモードがある。
  • 文法の説明がなく、スペイン語学習ゼロからの状態は厳しい。事前にある程度の勉強が必要。
  • 旅行を目的とした学習アプリはない。

どのアプリも自分にはしっくり来なかった。
自分にしっくり来なかった一番の理由は最後の「旅行を目的とした学習アプリではない」である。
「犬」「祖母」といった単語は旅行のための単語としては優先度が低いのに、トライアルモード (最初の段階)で登場するのだ。

語学学習アプリでの勉強は諦めた。

旅行会話アプリ・会話本?(おまけ)

いざというときのお守りで旅行会話本は購入したが、旅行会話アプリ・会話本も学習には向いてない。
重要なフレーズがあちこちに散らばっている上に、覚えにくいフレーズが多いのだ。
覚えるために作られたものではないので仕方ない。
ただし、挨拶・お願い程度の需要ななフレーズがまとまっている会話本もある。
ほんの少し覚えるぐらいなら事足りそう。

語学スクール?

Skypeもアプリもダメなので対面で教えてもらえる語学スクールの検討もした。
今まで海外旅行に行くのに英会話スクールに行こうだなんて思わなかったのに・・・
英語も日本語もネットも通じない国に個人旅行だったので、今回の旅行は本当に用意周到である。

語学スクールであれば勤務先の会社の福利厚生で割引があったのを思い出して調べた。
「ECC」と「ベルリッツ」という語学スクールがあったので両方を検討した。

スクールの決め手は授業料とスクールの場所だった。

料金を比較するとベルリッツよりECCの方が40分授業で¥2,000以上安かった。
さらにECCであれば入学金は全額免除、授業料も半額と割引率が高い。
料金はECCに軍配が上がる。

スクールに通うのであれば仕事がある平日の夜、と決めていた。休日はいつ遊びの予定が入るか分からないから。
仕事の帰りなので少しでも早く帰宅するべく通勤経路にあるスクールに絞る。
調べてみると、ベルリッツは勤務先の最寄りK駅に、ECCは乗り換えT駅にある。
T駅であれば仮に休日にレッスンが入っても1本で帰宅できる。

ECCに決めた。

勤務先の人事部HPには「英語」のみしか詳細がなかったが、問い合わせてみたらスペイン語などの他言語もちゃんと対応してた。
割引のための書類を揃えてもらい、ECCの埼玉県T校に連絡する。
6月下旬、ECCでカウセリングなるものを受けに行くことになった。

 

ECCでスペイン語を学ぶ

ECCでカウセリング

日本人の女性スタッフがカウセリングに対応してくれた。
現在の英語やスペイン語のレベルなどを伝えるほか、要望も聞いてくれる。
キューバ旅行を目的にスペイン語を学びたいといった説明し、できれば最も安いグループレッスンを希望した。

マイナー言語であるスペイン語は都心でしかグループレッスンが開講されていないようで、人数が集まらない郊外T校ではグループレッスンがない。
考えていなかった個人レッスンかオンラインレッスンの2択となる。
オンラインレッスンは安いが、フェイス・トゥ・フェイスで授業を受けたかったので個人レッスンに決めた。

40分×30回の個人レッスンで約18万円、+テキスト代。
福利厚生の割引があるとはいえ想像より高い。
語学スクールの授業料の相場が分かっていなかったとはいえ、10万円程度で収まると思っていた自分が浅はかだった。
キューバでケチった分のボーナスが飛ぶ。。

カウセリングスタッフによると、旅行程度であれば授業回数は10回でも十分らしい。
5回であれば5万円切る安さであったが、せっかくだからしっかり学ぼうと思い30回に決めた。

個人レッスンは9月中旬からキューバに行く前週までの週1回80分(1日2回分)×15回。
中南米の講師を希望したため曜日と時間が限られてしまい、毎週火曜日20時半から授業開始となった。
仕事が17時終わりなので大分空いてしまったが、スクール後半になるとこの大きな空き時間がかえって良かった。

申込み時6月下旬、授業開始は9月中旬と3ヶ月も先だったので、早くレッスンが受けたくてウズウズした。
自分では理解や暗記が難しい部分を少しでもレッスンでカバーできればと期待ができたので、インプットしなくてはいけない気持ちが和らぎ気楽になった。

レッスン開始時には少しでも先に進めるように独学はゆるゆると続けたおかげで、9月レッスン開始にNHKの「たびするスペイン語」は6月までしか到達せず・・・

ちなみに授業開始までにテキストの引き取りなどで合計3回ぐらいはECCに訪れた。

授業開始、宿題や復習は必須

9月下旬、最初のレッスンを迎えた。
講師は中南米の講師を希望した結果、ペルー出身の女性講師であった。

本来はテキストに最初から順に沿って学習するが、ベテラン風の講師は旅行に必要な単語・文法を上手くテキストからピックアップしてくれた。
テキストの順序はバラバラだったが、それでもテキストも毎回上手く利用していた。
(テキストは現地スペインから取り寄せているためか、独学で使っているテキストに比べると¥4,590は高く感じる。良かった)

レッスンでは独学だとスルーしていた部分も補強してくれた。
例えば最初に教わったアルファベット。最初から最後までちゃんときっちり教わった。
スペイン語だけの読み方である「j」とか「ll」は独学でもチェックはしていたものの、「que(ケ)」や「qui(キ)」なんて教わるまでは(クエ)とか(クイ)って読んでいた。
覚えにくい読み方や単語もダジャレで工夫されていて、レッスンって高額払うだけの価値はあるんだな・・・と数回のレッスンごとに痛感。

テキストにはCDが付属されており、リスニングの宿題には使用必須である。
単独のCD再生機は持っていなかったので、たまにしか起動しないパソコンを使わざるを得ずとても面倒だった。
CDの収録内容をデータで貰えればどんなにラクか。。ECCさーん

ECCで購入・使用したスペイン語のテキスト

ECCで購入・使用したスペイン語のテキスト。独学で進めるのはなかなか難しそうな内容。

前述のとおりレッスンは20時半開始なので、夕食を食べても2時間近く空く。
レッスン前なので空き時間にお酒を飲んでマッタリするわけにもいかないので、毎回出る宿題や復習の時間に当てる。
復習は先週の内容を暗記したり、キューバですぐにスペイン語を確認できるようにノートにまとめるようなことをしていた。
当初は2時間が長く感じたが、独学の範囲外は復習にそれなりに時間がかかり結果的に半ば強制的に作られた復習時間があって良かった。

ECCでの学習内容

ECCで学習した代表的な内容である。

  • アルファベット・発音
  • 自分のことを紹介(名前・国籍・職業など)
  • 挨拶(時間ごとの挨拶やお別れ)
  • 指示代名詞(これ・あれ・それ、ここ・そこ・あそこ)
  • 所有(~の)
  • 紛失(荷物の紛失など)
  • ~したい
  • お願い
  • 動詞の活用形を含む動詞(飲む・食べる・話す・読むなど)
  • 動詞の活用形を含む存在動詞(hay, tener, haber, estar, ser)
  • 数字(~101)
  • 時間
  • 形容詞
  • 未来形(今後の予定を伝える)
  • 疑問文(いつ、どうやって、誰、何を、どこ、どんな、なぜ)

改めてリストを眺めると旅行に必要そうな項目ばかりだなぁ。

アウトプットはやはり伸びる

独学では難しいレッスンだからこそ出来たことは大きく3つある。

  1. 数字の聞き取り練習ができる
  2. 独学ではスルーしてたであろう内容を学べる(アルファベットの発音や動詞のボキャブラリーUPなど)
  3. 覚えた疑問文を応用できるようになる

アプトプットがあったからこそ独学より多く得られたものだと思う。
独学ではインプットだけでも時間がもっとかかっていただろう。

さらに事前にできる範囲で独学したお蔭でアウトプットに時間が割けた。

NHK「旅するスペイン語」も内容の暗記には及ばずも、キューバ出発の頃にはテキストの例文を文法レベルから理解が出来るようになっていた。
スペイン語学習もキューバ旅行へのモチベーションも上がったので、決して安くないお金を払ってでも通って正解だった!


次回の記事はスペイン語編の最後、まとめである。
覚えたスペイン語は現地でどう活用したか?個人旅行として実際にどこまで必要だったかを紹介したい。